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世界遺産の街・古都 ホイアンとは
ホイアンは、ベトナムの中部の都市で、街の中心部の古い街並みが世界遺産に登録されています。レトロな街並みと夜になると幻想的なランタンの夜景を一目見ようと、世界中から観光客が訪れています。
ホイアンの場所は
ホイアンは、小さな都市のため空港はありません。車で約30分離れたダナン空港が最寄りの空港となりますので、日本からは、直行便もしくはホーチミン・ハノイの乗り換えでダナンに向かい、バスまたはタクシーで移動する方法が最も一般的な移動手段になります。
ホイアンと日本の関係
ホイアンは、ベトナムの国際貿易で発展してきた港町で、かつて日本とも朱印船貿易で貿易交流があり、江戸幕府が鎖国するまで、その関係は継続されました。そのため、多くの日本人もホイアンに住んでいた時期もあり、ホイアン中心部には、友好の証として「日本橋」が建築され、今もなおも残っています。
ベトナム戦争の戦地からは免れたため、昔ながらの街並みがそのまま残されて、保存に向けた取り組みも進んだことで、今の美しい古都の街並みが保存されています。
ランタンが煌めく古都・ホイアン
夜になると、徐々に街中のランタンに明かりがともり、町を彩ります。
お昼は落ち着いた風情のある旧市街の街並みを楽しめますが、それが一変、夜のホイアンは鮮やかなカラフルな明かりがともります。お昼と夜のホイアンでは違った姿を見せてくれます。
ランタンがきらめく世界遺産の旧市街
アジアのみならず、欧米からの観光客も多く、街中が賑わっています。
旧市街は、お土産物屋さん、レストラン、マッサージ店など観光客向けのお店がほとんどで、露店も多数あります。
レトロな街並みとランタンの組み合わせは、どこかタイムスリップしたかのように、日常を忘れさせてくれます。
21時頃になると、お店が閉店し始めます。買い物や食事を楽しみたい人は21時ごろまでに済ませておく必要があります。バーなどは深夜遅くまでやっています。ランタンも徐々に消えていきますが、多くは深夜まで楽しむことができます。
来遠橋(日本橋)
旧市街の中には、かつての日本と交流があったの象徴である「来遠橋(日本橋)」も旧市街の中にあります。
川沿いから眺めるトゥボン川
旧市街のトゥボン川沿いに出ると、川には多くの煌めくランタンと船の行き来を目にすることができます。
橋の上から撮影しましたが、川の水に反射した明かりが、幻想的でした。
トゥボン川からホイアンの夜景を楽しみます
ホイアン旧市街は、トゥボン川の川沿いに面しており、夜になると小さな木造の船で川下りで、ナイトクルージングができます。川沿いを歩いていると、ベトナム人船乗りたちが、たくさん声をかけてきます。
船乗りたちに価格交渉もできるので、精一杯値切り、65000ドン(約320円)で乗船することができました。
川下りの所要時間は約20分ほど。追加料金を払えば、長時間の川下りも可能です。
いざ、トゥボン川のクルーズへ
早速、お金を船員に渡して、乗船します。
船からは、川沿いのお店や行き交う人々の様子も垣間見えます。
トゥボン川から眺める旧市街の景色もすごく綺麗ですね。。
徐々に川沿いから離れながら、川をゆっくり下って優雅に時間を過ごします。
船着場に近くなり、約20分の川下りが終わりました。短時間ですが、たったの65000ドン(約320円)でこの時間が過ごせるとは、驚きの価格です。日本なら数千円はかかるレベルだと思います。
船上からの灯籠流しもオススメ
船上からは、灯籠流しも有料でできます。船員さんに灯籠流しをしてみないかと必ずと言っていいほど、オススメされるのでやってみました。
船から遠ざかる灯籠に眺めて物思いにふけます。
最後に
世界遺産の古都ホイアンは、ノスタルジックでアジアの古き良き時代を感じさせてくれる街並みでした。夜のランタンが彩る街並みの夜景とトゥボン川から眺める景色は、絶景でした。本当にオススメしたい絶景です。
日本の身近な国であり、人も優しく物価が安くて料理も美味しく、旅行はしやすい国だと思います。
ぜひこの夜景を一目見にホイアンへ訪問してみてはいかがでしょうか。
絶景度 | ★★★★★ |
また行きたい度 | ★★★★★ |
価格・コスパ | ★★★★☆ |
訪問しやすさ | ★★★★☆ |
オススメ度数 | ★★★★★ |
時間帯 | 18時半-19時頃 |
20190305